手ブレを回避する3つの方法

本日のテーマは 手ブレを回避する3つの方法 です。

シャッター速度が遅い状態で、手持ち撮影すると写真がブレてしまいます。シャッターが開いているあいだ、カメラのセンサーには光が蓄積されていくからです。カメラをはじめたばかりの頃はブレた写真を量産してしまう事がありますが、ポイントを抑えれば手ブレのミスショットは防げます。

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ブレには2つある


ブレと言っても自分がブレるか被写体がブレるかで違います。

手ブレ→ シャッターが開いている間に、撮影者の手もとが揺れるておきるブレ。

被写体ブレ→ シャッターが開いている間に、被写体が動いてできるブレ。
       動物や人、風に揺れる植物などはブレが起きる可能性がある。

被写体ブレは被写体の動く速さで変わります。早いものを撮る時はシャッター速度を上げて撮る工夫をするか、相手が人物ならゆっくり動いてもらうなど調整ができます。今回の話の内容は手ブレにスポットを当ててお伝えしていきます。

手ブレが起こりやすいシャッター速度の目安


冒頭でシャッター速度が遅い状態と書きましたが、では何を基準にシャッター速度が遅いといっているのか説明します。

レンズによるぶれやすさの違い
広角になるほどブレにくく、望遠になるほどブレやすくなります。望遠というのは画角が狭いので、見えている環境の極一部を切り取ることになります。そうなると、手元では少しの揺れが、大きなふり幅になって反映されてしまいます。


ブレが起きはじめるシャッター速度
シャッター速度が 
1/画角○○mm(35mm換算)より
遅いと ブレが起こりやすい


例: フルサイズ機に50mmのレンズを付けると、シャッター速度が1/50秒より遅くなるとブレやすくなる


※レンズの画角については 一眼初心者のための知っておきたいレンズ知識 で説明しています。
 


あくまでも目安ですよ。構え方や手ブレ補正機能の有無など、状況によって違っては来ると思いますが、最初はこの目安で手ブレのおきそうな速度を割り出してください。

ピンボケとブレ

微妙なブレと微妙なピンボケ(ピントがズレて撮影したもの)写真はぱっと見て判断がしずらいものです。
ピントがズレて写るなぁっと思っても、実は微妙に手ブレしてただけなんてことがありますので、写真がもやっとしてると思ったら手ブレの可能性も考えてみてください。

手ブレは画面全体の解像が甘くみえます
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ピンボケは写したい部分のピントがずれてもやっと見えます
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手ブレもピンボケもない写真です
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ブレを抑えるには?

ブレを抑えるには3つの方法があります。

1.カメラをしっかり固定して構える
基本中の基本ですが、カメラをしっかり構えて撮ることはとても大事です。上に書いたシャッター速度の目安も、構えがあまいと大きく違ってきます。
状況にもよりますが、脚は肩幅くらいで安定する状態を作ります。腕は脇をしめ、右手でグリップをしっかり握って、左手でレンズとカメラ底部を下から支えるようにもって構えます。

2.シャッター速度をはやくする
さっき書いた手ブレがおきそうなシャッター速度より早い状態にしてやれば手ブレが防げます。シャッター速度を速くするにはISO感度を上げるか、絞り値を明るく(Fの数字を小さく)する事で早くなります。


3.三脚を使う
手で持つからブレるわけなので、三脚で固定してしまえば揺れ自体が起きにくくなります。長秒撮影(シャッター速度が1秒以下の遅い状態などに設定)する場合は三脚が必要になってきます。三脚を使う場合、手ブレ補正機能があるレンズは手ブレ補正を切る事がどの各メーカーで推奨されてますが、理由は三脚で起こる揺れと手持ちの揺れでは違いがあるので、誤作動して逆にブレる可能性があると言われています。

また、三脚を使う場合でもシャッターボタンを指で押したときには揺れがおきるリスクがあるので、シビアな撮影ではカメラ本体に触れることなくシャッターが切れるレリーズコード(カメラに端子接続して遠隔でシャッターを押す機材)を使用するのが良いでしょう。また、多少時間がかかりますが、セルフタイマーを使って撮ればレリーズコードなしでカメラに触れずにシャッターが切れますね。


2種類の手ブレ補正機能

カメラの機種によっては手ブレ補正機能がありますが、レンズに手ブレ補正がついているものと、カメラについているものの二つがあります。

レンズ内手ブレ補正 レンズを動かして手ブレを補正。ファインダーを覗いた状態でブレが軽減されて見えるので撮影しやすい。

カメラ内手ブレ補正 センサーを動かして手ブレを補正。ファインダー内では揺れが見えるが撮影した画像はぶれが軽減されている。


手ブレ補正機能もメーカーによって違う

手ブレ補正は揺れる方向を検知して、センサーもしくはレンズを動かしているわけなので、メーカーによってその揺れを検知する性能や機能に違いがあります。自分のカメラやレンズに手ブレ補正がある場合は、どんな状態に有効なのかを調べておく方が良いです。

例えばニコンのVR という手ブレ補正技術を例にあげてみても、 ノーマルモード(通常の手ブレ補正)とアクティブモード(足元から揺れる様な状況での補正)など揺れの種類で切り替えが可能です。レンズによっては三脚に固定時のぶれを防ぐ機能がついている場合もあります。

そして、手ブレ補正の説明を見ているとよく書いているのが、「シャッター速度にして手ブレ○段分」という言葉です。という言葉はなんかとっつきにくいと思いますので、ここでは図をみてなんとなく理解する程度で大丈夫です。


例えば50mm(35㎜換算)画角で撮影した時に、シャッター速度4段分の手ブレ補正が効くとします。

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すると撮影時のシャッター速度は1/8秒だけど、4段分シャッター速度を上げた状態で撮るのと同じくらいの手ブレ補正効果があるよと言う事になります。50㎜(35mm換算)の手ブレがおきる目安は1/50秒付近ですが、手ブレ補正機能を使えば1/8秒でもブレないと言う事ですね。

※ただしきっちりそうなるとは限らないですよ。あくまでも目安と考えてください。



と言う事で今日は手ブレについて説明しました。
読んでいただきありがとうございました。






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by kenzosyasin | 2016-09-17 17:00 | 写真の実践

写真初心~中級者の方が写真がもっと楽しく、もっと上達する為の方法を書いていきます。


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