屋外ポートレートのロケーションセレクト術

本日のテーマは 屋外ポートレートでのロケーション選び です。

あなたがポートレートを撮るときにどんなシチュエーションで撮っていますか?これからポートレート撮影をしてみたいという方も頭に入れておくと良いかもしれません。
※僕がここで言うポートレートは風景と人物の比率に関係なく、人物が入ってるもの全般です。

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過去の記事で、初心者が避けたほうが良いポトレの条件を書きましたが、今回はどんなシチュエーションが適しているかを紹介していきます。でも、ポートレートを撮るときに気にしてほしいアプローチはいくつもありますので、1つに限定してお伝えします。

ポートレート撮影に使うレンズと予備知識


その前に、今日はレンズの話ではないのですが、ポトレを始める前段階の話として簡単にお伝えします。
ポトレでよく使われるレンズ(画角)。定番は85mmで、F値が1.8開放などの明るめのレンズです。でも、広角画角でのポートレートやスナップ等では50mmが使われたり様々です。

※APS-Cの一眼レフ、ミラーレス一眼などを使っている方は、実際の撮影画角が何ミリになるのか確認してくださいね。例えばNikonD5300にフルサイズ対応のNikkor 50mm f/1.8gを付けると、75mmくらいの画角になります。この画角がフルサイズ換算するとどうなるかはメーカー、機種によって違います。

ただ、ポートレートとして人物を写す場合は、F値がが1.4~2.8程度の明るいレンズが使われます。明るいレンズだとボケを活かしてモデルを際立たせる事もできるし、人物というのは動くのでブレないシャッター速度を絞りの明るさでかせぐという利点もあります。

圧縮効果
僕は主に85mm中望遠で撮影しています。望遠になればなるほど遠くのモノと近くのモノの距離が近くに見える圧縮効果というのが働きます。圧縮効果が望遠の魅力でもありますが、奥行きが出にくくなります。広角画角では逆に近くのモノと遠くのモノが離れて見えるため奥行きが出やすいですが、ボケがでにくくなります。


遠景、中景、近景を意識する


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アプローチを考えるときに、風景の遠い、近いがあります。どういう事かというと、モデルを立たせたときに、近くのもの、遠くの風景などを画面に入れるか入れないかです。この選択で写真の雰囲気はかなり変わってきます。言葉ではわかりにくいと思いますので、作例を見てください。

近景(草や道)、中景(モデル)、遠景(雑木) の3つで構成する

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遠景、中景、近景を入れて撮ります。すると手前に写ったものと奥の景色に対比ができ、奥行きを認識しやすくなります。結果、フルショットだと迫力や独特の遠近感がでます。バストショットやウェストショットでモデルの一部を隠すようにすると、覗き見る(垣間見る)心理が働き、見る人の意識を引きつけてくれますね。

近景(モデル)、遠景(海)の2つで構成する


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手前のものを写さず、いきなり手前にモデルがきます。
モデルが手前に来るので人物の印象が強く出ます。遠くの景色が入れば奥行きがでます。


近景(モデル)、中景(アジサイや雑木)で構成する

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手前にモデルが来て、遠くの景色があまり見えない状態です。後ろに壁のようなものがある場合はこれです。モデルの後ろに壁になるモノがあるので閉鎖感がでたり、奥行きがなくなります。使いどころは背景をテクスチャや、壁紙の模様のようにとらえてその良さを感じる時です。


上記内容がすべての状況に当てはまるわけではないですが、事前に意識して練習しておけば、現場にいって右往左往して時間だけが過ぎていくような状況は避けられると思います。それに、美しい背景や自分の表現にあった風景で撮るのは大事ですが、どう生かすかはアプローチ次第です。


という事で以上になります。
読んでいただきありがとうございました。







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by kenzosyasin | 2016-09-11 14:48 | 写真の実践

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