絞り優先をマスターするとマニュアルモードは簡単

本日のテーマは 絞り優先モードでの抑えておきたいポイント です。

ミラーレスや一眼レフ、一部コンデジ等では絞り優先というモードがあります。せっかく絞りを変えられるカメラを手にしたのなら、絞り優先モードでコントロールすることを覚えましょう。絞り優先はシャッター速度がオートだから気楽にとれる・・・という感じだけで覚えていると先にステップアップしませんよ?


絞り優先モードとは

カメラのレンズには絞りばねというものが入っていて、それが人間の瞳孔のように広がったり狭まったりすることで光の量を調節します。絞りを撮り手がコントロールし、その光の量から適正な露出をカメラが計算してシャッター速度を決めてくれます。大抵の場合はカメラにモードダイヤルがあって、それをA(もしくはAvと表記されている)にかえれば絞り優先モードです。絞りはF値というもので表示されます。(F1.8やF5.6等)

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絞りとボケの関係が分らないひとは、ボケを操る3つのポイント  絶対に抑えておきたいボケコントロール の記事 を読んでください。


絞り優先を覚えれば写真、カメラの基本がわかる

写真を撮るために必要なカメラの仕組みを理解するには

絞り→ 光の入ってくる量やボケの調整

露出補正→ 暗めに写すか、明るめに写すか

シャッター速度→ センサーに光がはいる時間(長いほどセンサーに光を蓄積していきます)

ISO感度→ センサーが光を感知する性能 ISO感度を上げると、みじかい時間で明るく写せる)

を実体験しながら覚えなければ先に進みません。絞り優先モードは効率的にこれらを学べます。



絞り優先モードで手ブレしたことはありませんか?

これは、カメラが明るすぎず、暗すぎずの露出(適正露出)にしようとするため、暗いと判断した場合にカメラ側がシャッター速度をおそく調整しているからです。カメラは「この速度なら手ブレするだろうな」 とは考えてくれません。


チェックすべきはここ↓


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絞り優先モードを本当の意味で使いこなすには、実はシャッター速度をチェックするのがポイントになってきます。背面モニターなどにもシャッター速度は表示されているので見てください。


絞り優先でシャッター速度をはやくする

例えばカメラ手持ちで、実画角が50mmの状態で撮影しているとして、背面モニターでシャッター速度をチェックすると1/60秒もしくはそれ以下になっていた場合、ブレる可能性が大きいわけです。手ブレのリスクを減らす為には1/100秒くらいまでシャッター速度を早くする必要があります。どうやってシャッター速度をかせぐのかというと、ISO感度を上げます。シャッター速度を倍にするにはISOを200にします。

ISO感度は通常が100(ミラーレス等では通常が200の場合もある)です。
(ISO感度をあげ過ぎるとノイズが入りやすくなり、画質がおちます。ISO感度を上げたときの画質の落ちかたは各カメラの性能によります。)

ブレを回避したい場合はISO感度を上げずに三脚を使ってブレを防ぐというのもひとつの方法です。
シャッター速度をはやくする方法はもう一つあります。レンズの性能にもよりますがによりますが絞りを開放気味にすることです。ただ、これによって被写界深度は変化します。


手ブレを防ぐだけじゃない

シャッター速度をチェックするのは手ブレのときだけではありません。遅くして撮りたい時もあります。
もう一つ例えをだすと、滝や川の流れをぶらして写したいとします。水の動き以外がブレては困るので、カメラは三脚に固定します。絞り値をF3.5に設定し、シャッター速度を見ると1/100秒でした。これでは流れが止まって写りそうですね。なので速度をおそくする為に絞りをF8まで絞ってみます。シャッター速度が1/20秒になりました。これで少しは水がぶれます。

(カメラによってはISO感度を減感できます。これでもシャッター速度がおそくなります)
(絞りはカメラによって絞れる限界がちがいF22まで絞れたりするレンズもありますが、絞り過ぎると画質が落ちます)



露出補正機能をつかう

露出補正機能を使うとシャッター速度は変動します。
 露出補正とは何かわからない人は露出を変えて雰囲気を伝えようを読んでください。


露出補正をプラス側にふる→ カメラは明るく写そうとしてシャッター速度は自動的に遅くなる

露出補正をマイナス側にふる→ カメラは暗く写そうとしてシャッター速度は自動的に速くなる


実際の設定の流れ


撮影の目的にもよりますが、基本の流れとしては

1 露出補正で写真を意図した明るさに(ブレてもいいから一度撮って明るさをチェックする)

2 シャッター速度をチェック
 (目的は?シャッター速度を遅くしたいか、ちょうど良いのか、速くしたいか)

3 2の目的によって、ISO感度や絞りで調整




まとめ

絞り優先はシャッター速度がオートになる便利な機能ですが、絞りやISOでシャッター速度をある程度操作することが可能であり、これが写真の露出コントロールの仕組みを覚えるのに良い練習になります。

●露出補正機能で、調整する

●シャッター速度をいつもチェック

●シャッター速度を早くしたいならISO感度を上げるか絞りを開放気味に

●シャッター速度をおそくしたいなら絞って暗くする




と言う事で以上になります。これらのことが本当に理解できて、きっちりコントロールできるようになるとマニュアルでの撮影は難しくないです。
ちなみにマニュアルモードを覚えると星空撮影などの長秒撮影ができるようになります。そして外部ストロボを使いこなすには絶対に覚えておかないといけない基本です。

読んで頂きありがとうございました。




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by kenzosyasin | 2016-09-04 17:50 | 写真の実践

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