魅力的な写真を撮るかんたんな法則

本日のテーマ 魅力的な写真を撮るかんたんな法則 です。

自分の写真は何かものたりない、落ち着きがでない。どこまで画面にいれるべきかわからないなんて思っていませんか?

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写真を撮る時には頭でイメージする事と、カメラ操作でそれを現実にする技術も大事です。技術についてはこれまでもお伝えしてきましたが、そこにいくまでに大事なことを今日はお伝えしたいとおもいます。


写真を魅力的に撮るにはストーリーの法則がある


ストーリーと書きましたが、写真のなかにメッセージ性があるかないかと言う事ではありません。
桃太郎の話を思いだしてみてください。誰と誰がでてきてどんなところでどんな事する話ですか?ちょっと想像してから次を読んでください。

想像した時、はっきりした衣装や髪型で登場したのはだれですか?背景は「なんとなくこんな感じだろう」って想像しませんでしたか?大概の人は主人公の桃太郎の姿をはっきり想像したかとおもいます。つまり、ストーリーには登場人物がいて、誰が主役なのか、すぐわかるわけです。もちろんわき役や悪役もいます。舞台もあります。

実は、これらは写真でも言える事です。


主役はひとり

写真もストーリーだと考えれば、何を入れるべきかがわかってきます。例えば、舞台や小説、映画にしても主役は一人です。その主人公を中心に物語がくりひろげられますよね?写真でもおなじで、主役はひとりです。あれも撮りたいこれも撮りたいと画面にいろいろ詰め込むのは主人公を複数にしているのと同じです。これでは物語が破綻してしまいます。

5人のヒーローが活躍する戦隊モノはどーなるのさ?と言われるかもしれませんがその5人の中でもリーダー(大概レッド)が目立ちますし、毎週のストーリーによってスポットがあたるのがイエローだったりブラックだったりと入れ替わります。また、5人を1つの塊としてみる事もできます。

話が少しそれましたが、写真でも主役はひとりです。同じ花がたくさん咲いている情景をとったとしても、主役を一輪に絞る事です。あとは脇役や舞台と考えます。


わき役やヒロインがいてもいい


写真で言う主役は、一番みせたい所だと言えます。それを魅力的にしてくれるのが、わき役やヒロインの存在です。映画では名わき役と言われる人や、悪役がいいから主役が活きてくるなんてことがあります。いなくても成立しますが、いるともっと主役の良さが出るなんてことがあります。

でも、あくまで主役がいてこそなんです。だから写真でも主役を魅せるためにわき役を入れます。主役とヒロインやわき役が舞台の上で物語を展開していくわけです。写真では主役は主題、わき役は副題となります。舞台は、写真で言えば背景や世界感です。

つまり、写真を撮る時は 主題と背景もしくは、主題+副題+背景 となります。
風景写真では主役漠然とした印象になりがちですが、あなたが一番魅せたいところを主役と考えてください。空なのか山並みなのか波なのか。


主役を明確にする方法

主第はこれ!というのが意識としてあってもそれをどうすれば、見る人がそれを主役だと捉えてくれるのか? 技術的な行動が必要になります。
それは 構図であったり、ピント位置であったり、ボケの扱い方であったり、明暗差で魅せたりという写真の技術です。特別な意図がない限り、主題にピントをあわせます。

一番よくあるのが、主題以外をぼかす方法です。ただ、せっかく構図も露出も色も美しいのに、ピントが魅せるべきところからずれてしまうのはもったいないです。主人公の存在意義がわからない映画のようなものです。


構図については 初心者も簡単に写真が魅力的に で解説しました。
ボケのコントロールについては 絶対に抑えておきたいボケコントロール で解説しました。
明暗差で魅せる方法も 明暗差を意識する撮影アプローチ術 で解説しました。


ここが魅せたい!と思ったらそこが主題であり、主題はひとつです。そして他にいるのは副題がひとつかふたつです。副題は無くてもいいですが、それ以外は世界感を伝えるための背景です。主役をたくさん画面に入れないようにしてください。わき役がおおくてどれが主人公かわからない状況は撮らないか作らない様にする方がよいです。


ここが魅せたい!をもっと明確に

「主題を決めて撮ってるんですが、なんかうまくいかないんですよー」っと言って見せられる事がたまにありますが、主題を絞り切れてない事が多いです。本人は主題をしぼっているつもりですが、絞り切れてないので魅力が半減するわけです。

例えば、ひまわりを主題にしようとします。そのひまわりのどこがいいと感じて主題にしたのかがポイントです。色なのか、花びらを透かしてはいってくる光がいいと思ったのか、群生したひまわり畑の美しさなのか。ひまわりの何に魅力を感じましたか?それが明確になると、どのくらいひまわりによるべきか、ひくべきか、ひまわり畑を主題として、かたまりでとらえるべきかなどもっと細かく主題を決められます。

以下は同じ滝を撮りましたが、魅せたい事が違うので撮り方もちがいます。

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上は滝の姿が魅せたいので滝全体が主題です。下は滝のしぶきを主題にしています。
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世界感を出す

次に背景です。背景は主題や副題を強調させる役割です。映画でも世界感がしっかりしたものはおもしろいですよね。世界感があると、主人公やヒロインの存在がよりリアルになって物語に人をひきつけます。写真でも背景の感じが良いと主題が引き立って魅力がある写真になります。

ですが、背景はあくまで背景です。主人公より目立つと本末転倒です。背景は雰囲気が伝わればいいんです。匂わせる程度で十分です。ボケが強くても、ああ後ろは海なんだと相手が理解できればそれで役目を果たしているわけです。

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極端ですが、蝶の背景が緑なら、ボケが強くても後ろは森や草だなってわかりますよね?


また、世界感をつくりあげるには露出や色の扱い方が大きくかかわってきます。

配色については 写真センスの底上げは配色を知ることから でお伝えしました。
露出については 露出を変えて雰囲気を伝えよう でお伝えしました。


イマジネーションをアップする


そんなこと言われてもなかなかイメージできないと言うばあいは、色々な分野の良作と言われるものに触れてみてはどうでしょう?映画や写真や絵は視覚から刺激を受けると思います。小説や音楽は想像する事を刺激されます。

中でも映画や音楽PVは見かたを変えればいろいろ勉強になります。自分はよく海外の音楽のPVを見ます。ただ見るだけじゃなくて、色や明るさ、ライトがどこから当たっているか。カメラのアングルは?ぼかしたりしてる?構図は?音楽に合った映像なのかなど意識しています。

本日も色々書きましたが・・・
映画では壮大な世界感の中でカッコいい主人公、きれいなヒロイン、名わき役、味のある悪役がストーリーを展開していくことで人を魅了します。写真も雰囲気が良い背景があって、その中に主題や副題があることでひとつの写真の魅力が出てきます。


まとめ

写真には主題、副題、背景がある

主題は写真にひとつ

副題がある場合は主題の邪魔にならないか考える

背景は雰囲気を伝える、匂わせる程度で十分


と言う事で今日は以上になります。
読んでいただきありがとうございました。








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by kenzosyasin | 2016-09-15 16:34 | 写真の実践

写真初心~中級者の方が写真がもっと楽しく、もっと上達する為の方法を書いていきます。


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