スマホでもできる!簡単に背景ボケを作る方法
2016年 08月 22日
本日のテーマは
誰でも簡単にスマホでもコンデジでも背景ボケを作る方法 です。
写真が上手な人というのは自分のイメージにあわせてボケ具合をコントロールします。
これはボケができる条件をおぼえてしまえば初心者の方にも簡単にできる事です。
ただ、ボケのできる条件はいくつかあるので、混乱を避けるために1記事に1つ紹介する事にします。
ボケの効果とは
ボケを作って撮影するわけですが、なぜボケが必要なのかを先に説明しますね。
人の目というのは解像しているところに意識がいきやすいと言われています。という事は背景をぼかすことで、解像している被写体に意識が集中しやすくなり、画面の中では被写体に訴求力がうまれます。
つまり背景をぼかせば、雰囲気だけ伝える役目となり、ピントを合わせ被写体に視線を誘導できるのです。
また、魅せたいものにピントがあって背景がボケるという状況を表現方法として使うのは実は理にかなっているといえます。
それは普段わたしたちの目で「見る」機能とほぼおなじ状況だからです。
人間の目は実は中心部と周辺部では解像度が違います。
ものをはっきり見ている範囲はとても狭く、視野が100度だとして、そのうちの2度ほどだそうです。
その中心視野の周囲が有効視野、さらにそのほかの広い範囲が周辺視野と呼ばれる解像力は弱いけど何があるかわかる状態なのです。
では話を戻します。一番簡単にぼけが作れる条件をお伝えします。
スマホでもコンデジでもできるボケの作れる条件
その条件とは、距離です。
撮影が好きな方なら、今日は何が言いたいかピンと来たと思いますが詳しく説明していきます。
レンズの構造など、小難しい話は抜きにしてどうやってボケがつくれるかを優先してお話しします。
カメラ(スマホ)のレンズ面とピントがきている被写体の距離がちかく、背景に遠くのものがある条件だと、被写体にピントがくると背景がぼけます。
以下は横からみたカメラ、被写体、背景の距離です。
通常の距離
【カメラ】----【被写体】-----【背景】
ボケを距離で作る時
【カメラ】--【被写体】-------------【背景】
※レンズにはそれぞれ最短撮影距離があって、被写体に近づけられる距離が決まっていますので、それ以上近づくとピントが合いません。
※F値を変えればボケ具合もかわりますが、距離でぼけるを見てもらう為、普通に撮った時にボケにくいF5.6で撮影しています。
注意点ですが・・・
距離でボケを作る時のデメリットとしては被写体に近づく必要があるので被写体になるもの、アプローチの方法、が限られるということです。
ボケの大きさは、レンズ、絞り、使うカメラの(スマホ、ミラーレス、APS-C一眼レフ、フルサイズ一眼レフ)によりますが、ボケそのものは作れます。
今日紹介したのはカメラとピントの位置が近く、背景が遠いとボケがつくれるよ。という1つの例です。
手前のものにピントを合わせればぼけやすくなる。ということは、遠くのものにピントをあわせると・・・?
今日のまとめ
ボケが作れる「距離の条件」がある
被写体になるべく近づく
背景が遠くに見えるところを選ぶ
とりあえずこれでボケのできる条件を1つ覚えてもらえたと思います。
僕のブログで必ず言っている事ですが、上達のコツはやることです。実践です。
手元にスマホがある方はこの記事を読んだこの瞬間、ボケをつくって撮影してみてください。
次回は画角によるボケの違いです。
読んで頂きありがとうございました。
料金・見積もりはWEBサイトのコンタクトページからどうぞ
http://k-illust.wix.com/kenzo-photography#!contact/c1m1u
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誰でも簡単にスマホでもコンデジでも背景ボケを作る方法 です。
写真が上手な人というのは自分のイメージにあわせてボケ具合をコントロールします。
これはボケができる条件をおぼえてしまえば初心者の方にも簡単にできる事です。
ただ、ボケのできる条件はいくつかあるので、混乱を避けるために1記事に1つ紹介する事にします。
ボケの効果とは
ボケを作って撮影するわけですが、なぜボケが必要なのかを先に説明しますね。
人の目というのは解像しているところに意識がいきやすいと言われています。という事は背景をぼかすことで、解像している被写体に意識が集中しやすくなり、画面の中では被写体に訴求力がうまれます。
つまり背景をぼかせば、雰囲気だけ伝える役目となり、ピントを合わせ被写体に視線を誘導できるのです。
また、魅せたいものにピントがあって背景がボケるという状況を表現方法として使うのは実は理にかなっているといえます。
それは普段わたしたちの目で「見る」機能とほぼおなじ状況だからです。
人間の目は実は中心部と周辺部では解像度が違います。
ものをはっきり見ている範囲はとても狭く、視野が100度だとして、そのうちの2度ほどだそうです。
その中心視野の周囲が有効視野、さらにそのほかの広い範囲が周辺視野と呼ばれる解像力は弱いけど何があるかわかる状態なのです。
では話を戻します。一番簡単にぼけが作れる条件をお伝えします。
スマホでもコンデジでもできるボケの作れる条件
その条件とは、距離です。
撮影が好きな方なら、今日は何が言いたいかピンと来たと思いますが詳しく説明していきます。
レンズの構造など、小難しい話は抜きにしてどうやってボケがつくれるかを優先してお話しします。
カメラ(スマホ)のレンズ面とピントがきている被写体の距離がちかく、背景に遠くのものがある条件だと、被写体にピントがくると背景がぼけます。
以下は横からみたカメラ、被写体、背景の距離です。
通常の距離
【カメラ】----【被写体】-----【背景】
ボケを距離で作る時
【カメラ】--【被写体】-------------【背景】
iphone Air2に搭載のカメラでボケを作ってみました。
APS-C一眼レフに標準キットレンズ18-55mm/F5.6/(35mm換算判で52.5mm程度)だとこうなります。
※レンズにはそれぞれ最短撮影距離があって、被写体に近づけられる距離が決まっていますので、それ以上近づくとピントが合いません。
※F値を変えればボケ具合もかわりますが、距離でぼけるを見てもらう為、普通に撮った時にボケにくいF5.6で撮影しています。
注意点ですが・・・
距離でボケを作る時のデメリットとしては被写体に近づく必要があるので被写体になるもの、アプローチの方法、が限られるということです。
ボケの大きさは、レンズ、絞り、使うカメラの(スマホ、ミラーレス、APS-C一眼レフ、フルサイズ一眼レフ)によりますが、ボケそのものは作れます。
今日紹介したのはカメラとピントの位置が近く、背景が遠いとボケがつくれるよ。という1つの例です。
手前のものにピントを合わせればぼけやすくなる。ということは、遠くのものにピントをあわせると・・・?
今日のまとめ
ボケが作れる「距離の条件」がある
被写体になるべく近づく
背景が遠くに見えるところを選ぶ
とりあえずこれでボケのできる条件を1つ覚えてもらえたと思います。
僕のブログで必ず言っている事ですが、上達のコツはやることです。実践です。
手元にスマホがある方はこの記事を読んだこの瞬間、ボケをつくって撮影してみてください。
次回は画角によるボケの違いです。
読んで頂きありがとうございました。
料金・見積もりはWEBサイトのコンタクトページからどうぞ
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by kenzosyasin
| 2016-08-22 19:39
| 写真の実践