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写真に躍動感を出す方法

本日のテーマは
構図を使って躍動感をだす方法 です。

あなたは躍動感がでやすい構図がある事をご存知でしょうか?
それは対角構図です。この構図は知っているけど、うまく使えないと思ってる方もいるでしょう。
このテーマは2回に分けてお伝えします。

先日は
初心者も写真が魅力的に
という内容で、写真をより良くする為には構図がポイントになるというお話をしました。

ツイッターででどんな記事が読みたいかアンケートをとったところ、構図のとりかたを知りたいと言うのが多かったので、今回は少し掘り下げた話になっています。

1回目はなぜ対角構図を使うと躍動感がでやすいのかをお伝えし、
2回目は対角構図を使う(練習する)時のポイントをお伝えしたいと思います。

対角構図とは

対角構図を簡単に説明しますと、画面内に斜めのラインが意識された構図です。
動的な印象に向いていて、躍動感がでたり、ダイナミックさが伝わり易くなると言われています。

写真に躍動感を出す方法_e0350463_20352520.jpg
写真に躍動感を出す方法_e0350463_20354124.jpg
被写体に躍動感は求めてないですが、対角構図がわかり易い写真を選びました。


ではなぜ対角構図構が躍動感を生むのか。
それは対角構図は水平では無い斜めの線が強調されるので、不安定さが感じられるからです。
不安定だと躍動感が出る? なぜでしょう?


それを知る前に少し体感してほしい事があります。
(構図とは何かが少しわかるかもしれませんよ)


なんでもいいので、自分なりに「安定した」モノや風景をイメージしてください。
パッと思いついたものを3つか5つほど。


僕なら、奈良の大仏 、釣り合いのとれたシーソー、タージマハール。
などでしょうか。


さて、あなたは何かイメージできましたか?
そのイメージしたものにあなたは「動き、躍動感を感じましたか?」

大半の人は「静けさや、穏やかな」印象のものを思い浮かべたはずです。


つまり
「安定した」=静的な印象が得られやすい
という事です。

逆に言えば
「不安定な」=動的な印象が得られやすい


違う角度からもう一度考えてみましょう。
イメージしてください。

●クラウチングスタートを切って走り出した瞬間
●カーブをドリフトしていく車。
●こけそうな人


どうでしょう、体や車のラインが斜めの印象を受けませんか?
(イメージできない場合はスポーツ系の漫画等の描写を見てください。)


構図は「ただの形では無い」のがわかってもらえたと思います。
ということは、構図を使いこなせば、見る人の印象に大きく影響するのがわかりますよね?

という事で、今日はここまでです。
次回は対角構図で躍動感を出すためのポイント、実践的な内容になります。

読んで頂きありがとうございました。


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by kenzosyasin | 2016-08-20 20:46 | 写真の実践

写真初心~中級者の方が写真がもっと楽しく、もっと上達する為の方法を書いていきます。


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